令和4年度 第2回安全管理対策会議の実施
公開
令和4年5月27日
令和4年度第2回安全管理対策会議を船舶本部会議室において、十分な感染対策のもと開催しました。
冒頭、有村社長から『知床の観光船事故から1ヶ月経過し、沈没した船も引き上げられたところだが、事故直後の報道では、社長の海事知識の低さに焦点が当てられていたが、最近では国の監査に問題があったかのような報道がされており、違和感を感じているところだ。安全管理体制の強化は、従来の国の監査により指摘されたものを改善するやり方から、10数年前に発生した鉄道事故を教訓として「運輸安全マネジメント制度」が導入され、運輸モード各社の経営トップから全社員に至るまで一丸となって安全強化に取り組み、国はその取り組み状況を定期的に確認し、評価・助言をするようなったと認識している。この事故を契機として当社も原点に戻り、お客様を守るために何をすべきか、インシデントやヒヤリハットの原因を改善し、重大事故を未然に防止して欲しい。来月は当社にとって事故の多い月であり、本年は当社への国土交通省による「運輸安全マネジメント評価」は実施されないことから、各部署で安全管理規程・作業基準どおりできているかの点検を実施するように。知床の沈没事故以来、旅客航路事業全体が厳しい目で見られている。来月の安全点検強化時に自己研鑽も含めた点検を行い、安全管理体制のスパイラルアップを目指して全力で取り組んで欲しい。』との指示がありました。